タンパク質で太る？！
こんにちは！
ボディメイクサポーターのあやかです！
前回タンパク質の重要性をお伝えしましたが、
今回は、【タンパク質を摂りすぎるとどうなるのか】
についてお話します。
これを読んでタンパク質の適正量を知れば、
賢くタンパク質をボディメイクに利用でき、
疲労がたまりづらくなる
体の調子がよくなる
常にエネルギッシュ
になるので、
健康を維持しつつ
ボディメイクのスピードも上がります。
反対に、
これを読まずに
バカの一つ覚えのように
タンパク質を摂りすぎると、
体から変なにおいがする
疲れがとれない
なんとなくだるい
という症状が出て
ボディメイクどころではなくなる
そればかりか、
脂肪を減らそうとしているのに
増えてしまうこともあります。
さらに、尿路結石になるリスクまで
食事に気を使っているのに
体がぶよぶよになっていく
不健康になるなんて
嫌ですよね！
厚生労働省によると、
成人男性は60ｇ、成人女性は50ｇ
タンパク質を摂取することが
推奨されています。
不足すると、前回お話したように、
ボディメイクや健康を
妨げてしまいます。
ですが、何でも食べなさ過ぎと同じように、
食べすぎも良くありません。
良くないこととして、具体的には、
・内臓疲労
・カロリーオーバー
・尿路結石のリスク
・腸内環境の乱れ
などが挙げられます。
・内臓疲労
摂取したタンパク質のうち、
体内で吸収しきれず余ったものは、
窒素となり、体外へ排出されます。
その際、肝臓や腎臓のはたらきにより、
と変換されます。
ここでタンパク質を多く摂りすぎると、
肝臓や腎臓に負担をかけることになり、
体外へ排出されると、
ニオイの原因にもなります。
・カロリーオーバー
タンパク質が豊富な食材、特に肉などは、
脂質も高く、高カロリーなものが多いです。
タンパク質をたくさん摂りたい一心で
脂身の多い肉を食べすぎてしまうと、
体に脂肪がたまる原因になってしまいます。
・尿路結石のリスク
主に肉などの動物性タンパク質は、
摂取すると体のなかでシュウ酸や尿酸という物質が体内に増加します。
このうちのシュウ酸にはカルシウムと結合しやすい性質を持ち
腸の中でカルシウムと結びつくことで便として体の外へ排泄されます。
このとき、腸で吸収しきれないシュウ酸は尿として排泄されます。
シュウ酸が尿に含まれるカルシウムと結合してしまうと、
石のようなかたまりとなって排泄されにくくなり
尿管が詰まる原因となるのです。
・腸内環境の乱れ
大腸には100種類以上、100兆個にも及ぶ腸内細菌が生息しています。
これらは善玉と悪玉、どちらでもない中間の菌と
大きく分けて三つのグループで構成されます。
一番多いのは中間の菌、次に善玉菌。悪玉菌はわずかといわれています。
動物性タンパク質を摂りすぎると、
体に吸収されなかったタンパク質がそのまま腸内に送り込まれます。
腸内に贈られたタンパク質は悪玉菌のエサになってしまうので
腸内環境の乱れが発生しやすくなります。
本来、一番少ないはずの悪玉菌が増えてしまうと
腸の運動が弱まり、
食中毒菌や病原菌による感染の危険性、
発がん性を持つ腐敗産物が多く作られてしまいかねません。
腸内に腐敗産物が増えると
口臭や体臭の原因になると考えられています。
過剰摂取を防ぐには、どうすればいいのでしょうか？
まず、あなたの１日の食事を見返してみてください。
「痩せたい」という一心で
ご飯を減らし、
その代わりにおかずを食べすぎては
いませんか？
お肉の量はどれくらいですか？
肉や魚には
100ｇあたり15～20ｇのタンパク質が
含まれています。
つまり、１日に50ｇ摂ろうとするならば、
１食あたり100ｇ食べれば十分
ということになります。
欲張って150ｇステーキを食べてしまった
という日は、その後の食事で
タンパク質を気持ち少なめにしてみましょう。
あるいは、「動物性タンパク質」を摂りすぎたので、
その後の食事の「動物性タンパク質」を
豆腐などの「植物性タンパク質」に変えてみましょう。
また、ステーキを食べすぎた場合、
タンパク質だけでなく
脂質も摂りすぎているので、
その後の食事では
油やバター、マヨネーズを使わない、
サラだのドレッシングをノンオイルのものにしてみる
など、脂質の量も気にしてみてください。
少しの意識と工夫で
過剰摂取は防げます！
ここまで読んでくれたあなたが
まずやることは、
直近の食事を見返し、
タンパク質を摂りすぎていれば
次は減らす、
動物性タンパク質を摂りすぎていたら、
次は植物性タンパク質に置き換えてみる
ということを
やってみてください！
これであなたも
タンパク質の達人です！
ボディメイクのスピードもアップです！
それではまた次回も
ここでお会いしましょう！
